電気の力で生まれ変わったロックとお墓

音楽も、お墓も、どっちもロックなんだぜ~。

 

こんにちは。とむらいマンです。

私の大好きなロックミュージシャンに甲本ヒロトという人がいます。

いまはザ・クロマニヨンズというバンドのボーカルですが、

かつてはザ・ブルーハーツやザ・ハイロウズといったバンドのフロントマンでした。

さて、この甲本ヒロトが、ハイロウズ時代に歌っていた曲に

『不死身のエレキマン』という曲がありまして、こう歌っていたのです。

電気のトラブルで 生まれ変わったぜ俺は

 

この曲を聞いていた私は、こう思ったのです。

 

ロックも、お墓も、一緒じゃん!

 

えー、つまりどういうことかと言いますとね、

この曲は、エレキギターを手に入れた少年の初期衝動みたいなものを歌っているのですが、

少年に衝撃を与えたのは、何を隠そう「電気の力」なのですよ。

シールドをアンプに挿して、弦をかき鳴らした時のあのジャーンという音の響きは今も忘れません。

音楽は、電気を手に入れて、新たな音楽を切り開いたのです。

 

これ、お墓もいっしょ。

 

いまのお墓は当たり前のようにツルツルですやん。

これは、切削機やグラインダーという、機械工学の進化の産物なのです。

昔は、ノミとセットウで、コツコツ叩いておったのです。

だから、表面はデコボコ、あるいは、ザラザラ。

これは鎌倉時代のお墓。ドン!

鎌倉時代の五輪塔

 

 

そしてこれが、機械によって磨かれた現代のお墓。

グラインダーでキュイーーンと磨きます。

 

現在の五輪塔(磨き仕上げ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真で違いが分かりますか?

お墓における【叩き→磨き】という進化の過程は

ギターにおける【アコギ→エレキ】と同じなのです。

そして、叩きにも、磨きにも、

両方によさがある。

フォークにも、ロックにも、

両方のよさがあるように・・・。

 

いかがでしたか?

電気の力で生まれ変わったロックとお墓。

しかも、極め付けなのですが

よーく考えてみると・・・

 

「ロック」という言葉は「岩石」の意味ですやん!

 

やん!

・・・というブログでしたよ、今夜は。

さあて、では、一曲聞いて、寝よ寝よ。

 

FACTRY(THE HIGH LOWS)1

 

とむらいマン

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