コラム

友引に葬儀をしたある家族の話|ぼくの声はユニゾン#16

葬儀のタブーのひとつに、友引があります。 「友引に葬儀をすると、友が冥土に引き寄せられる」 「友引に葬儀をすると、まわりの人も共に亡くなってしまう」 友引の根拠は分かりません。しかし多くの人は頭では俗信だと思いつつも、「でも万read more...
コラム

肚の底から噴き出る涙|ぼくの声はユニゾン#15

ぼくは母の通夜でずっと泣いていた。それはもう、まわりが引くくらいに。 でもそれは、寂しいとか、悲しいとか、そういった次元ものではなかった。 肚の奥底が震えて、それが涙となって目から噴き出した、そんな感じだった。 そしてそのread more...
コラム

いま、ここ、自分。瞑想がぼくらにもたらせてくれるもの|ぼくの声はユニゾン#14

前回の記事では、ユヴァル・ノア・ハラリさんによる『21Lessons』の最終章が「瞑想」であることの意義を力説しました。 その続編として、瞑想がどんなに心地よく、ぼくらに何をもたらすのか、そんなお話をしようと思います。 ぼくの瞑想 read more...
コラム

ハラリとぼくと瞑想と~『21Lessons』の最終章が「瞑想」であることの意義|ぼくの声はユニゾン#013

歴史学者の、ユヴァル・ノア・ハラリさん。 ホモ・サピエンスの進化の歩みを示した『サピエンス全史』(2016年)と、そんなぼくたちサピエンスの未来について考察した『ホモ・デウス』(2018年)は世界的な大ベストセラーとなりました。多くのread more...
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自殺はどうしていけないのか|ぼくの声はユニゾン#012

今日は9月14日。兄の命日です。 毎年9月10日から16日は自殺予防週間なのですが、この期間中に兄の命日があるのも、なにかの縁なのかもしれません。 自殺はよくないの違和感 自殺予防週間があるのは、自殺が防がれるべきものだからです。read more...
コラム

亡くなったあとの方が、身近に感じる|ぼくの声はユニゾン#011

大切な方を亡くしてしまうと、その人はどこか遠くに行ってしまったみたいで、会えないこと、話ができないこと、手を握ることができないことに、深い悲しみと苦しみを覚えます。 でも一方で、時々、次のようなことばを耳にします。 「亡くなったread more...
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お守りの力は絶大|ぼくの声はユニゾン#10

あなたは、「お守り」を持っていますか? 神社やお寺で授与される、金襴の袋に入った、アレです。 お守り袋の中には、宮司によるお祓いや祈願、僧侶による祈祷や供養がなされたお札が納められています。 身に着けておくことで神仏のご利read more...
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レジリエンスとしてのお盆|ぼくの声はユニゾン#9

今年もお盆の季節がやってきました。 たくさんの人が里帰りしては、親と子、祖父母と孫、死者と生者、先祖と子孫が、久しぶりに再会を果たします。 ぼくはお盆が本当に大好きで、夏の暑さの中にひと筋の秋の匂いを感じる「季節のあわい」に、生read more...
コラム

仏壇は物語が交差する場所。「ファンタジー仏壇」の可能性を考える|仏壇カタルシス#20

玉川が勤務する仏壇墓石の素心と、"ファンタジー武器屋"を展開する匠工芸。 兵庫県高砂市を拠点とする両社がコラボして作ったのがファンタジー仏壇です。 リリースから約2年半。社長の折井さんと副社長の桃井さんへのインタビューがようやくread more...
コラム

かなしいけど、さみしくない|ぼくの声はユニゾン#8

大切な家族を亡くしたときの不思議な感覚。 「かなしいけど、さみしくない」 …について、綴ります。 死別で沸き上がるさまざまな感情 死別の時に湧き上がる感情はさまざまだと言われます。 悲しい、寂しい、辛い、苦しい、憎い、read more...
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