僕たちは、亡くなった人に対して、
「安く」「楽に」向きあっていいのかな?
こんにちは。とむらいマンです。
「楽な」「安い」
こうしたキャッチコピーで自社を宣伝する葬儀屋さん、仏壇屋さん、墓石屋さん。
ありますよねー。
でもこれって、危険だなーと、とむらいマンは感じるわけです。
するとですね、ちゃんとこういうアンケートをとっているところがあったのでご紹介。
●鎌倉新書株式会社
「お葬式の種類と満足度」
これは鎌倉新書さんのサイトからのお借りしたものです。
見づらくてごめんなさい。詳しくはリンク元に飛んで、ぜひ見てみてください。↓↓↓
(引用元:https://www.e-sogi.com/magazine/?p=3581)
お葬式の種類と満足度
一般葬 73,8%
家族葬 76.9%
一日葬 77.8%
直葬 56.4%
直葬の満足度が極端に低いことがよく分かります。
また、お墓や埋葬に関するアンケートもあります。こちら!
●全国石製品協同組合
「お墓を建てた後に後悔したことに関するアンケート調査」
これは全国石製品協同組合さんのアンケート調査を引用し、まとめたものです。
これも見づらいなー。ぜひともリンク元へ飛んでみてください。↓↓↓
(引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000015761.html)
こちらは、一般墓地=石のお墓と、その他の石を用いないお墓との比較です。
アンケートする側が「石製品協同組合」であることと、「後悔」というネガティブワードから切り込んでいるところに、少しだけ意図的なにおいを感じずにはいられませんが・・・
お墓の種類による「後悔したことがない」割合
一般墓地 73.7%
永代供養墓 44,4%
樹木葬 22,7%
室内墓 24,0%
一般墓地(墓石)の満足度が高いことが分かります。
これらのアンケート調査からは
供養を簡略化ばかりすると、
満足度が得られない
ということが分かります。
たとえば葬儀って、なんで行うかというと、
自分たちの納得しかないでしょう。
亡くなった人の死を受け入れる(=納得する)。
その上で、亡くなった人を満足に送り出す。
亡くなった人はもうこの世にはいない、目に見えないものですから、
私たちの心の働きを少しでも落ち着かせてくれるために、葬儀をするんだと思うんですね。
そういうものって、
案外、手間暇かけたものこそ価値があったりします。
お墓でも、
そりゃ、納骨堂とか樹木葬の方が楽です。きっと。
しかも安い。
でも、汗水流して行うお墓掃除が案外僕らの心をスッキリさせてくれたりもします。
目に見えない心の働き
「辛い」「寂しい」「悲しい」
こういうものって、お金とか、合理性では、なかなか解決できません。
もちろん、だからといって高い葬儀、高いお墓がいいなんて言わないですよ。
でも、「楽だ」「安い」を基準にすることは、とっても危険だと、これは断言します!
葬儀は、その人の人生最後のセレモニーです。
お墓は、亡くなった人に会いに行ける特別な場所です。
僕たちは、亡くなった人に対して、
「安く」「楽に」向きあっていいのかな?
それってなんか、淋しくないですか?
たしかに葬儀もお墓も、高いです。
でも、高いも、安いも、
結局は満足度がそれを決めることを僕たちは、もうすでに知っているんです。
お金は大事です。
無理はせず、身の丈にあった葬儀やお墓を選択してください。
でも、少しだけ背伸びしてみて下さい。
その背伸び分が、故人様への供養の想い、だと思うんです。
とむらいマン
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