お彼岸っていつからいつ? 年によって日が違う理由も分かりやすく解説

あれ?

お彼岸って、いつのことだっけ?

 

こんにちは。とむらいマンです。

この記事書いているのが9月の16日。

いよいよあと4日で、やってきます!

 

秋のお彼岸!

 

クリスマスとかお正月を待ち遠しく思っている人はたくさんいるでしょうが、

秋のお彼岸を待ち遠しく思っているのは、とむらいマンくらいではないでしょうかね。

お彼岸って、なんか特徴ないし。

別にお彼岸商戦で盛り上がるものってないし。

ですよね。ですよね。

ある意味一年の中でも一番地味な祝日かもしれません。

僕の周りでお彼岸で盛り上がっている人は見たことなく、

「お彼岸っていつからいつまでよ?」

とまで言われる始末。

この記事では、お彼岸の期間がいつからいつまでなのかを、みなさんに解説いたします。

みなさんが、気持ちよくお彼岸を迎えられるように、祈りを込めて綴りますよ。

 

お彼岸は春と秋の、年に2回ある

 

お彼岸は、春と秋の2度あることをご存じですか?

なぜ、年に2回もあるかというと、

お彼岸は、

 

春分の日と秋分の日が基点になっているからです!

 

そしてこの春分と秋分の日は、

 

太陽が真東に昇って真西に沈む日です!

 

それは言い換えると、

 

昼と夜の時間がまったく同じになるわけです!

 

「春を分ける」「秋を分ける」と書きますが、

春分や秋分を経て、季節は移ろっていくのですね。

ちなみに、昼が最も長い日が夏至(げし:6月22日ころ)、夜が最も長い日が冬至(とうじ:12月22日ころ)です。

Wikipediaさんに分かりやすい画像があった。↓↓

 

(出典元:wikipedexia

 

最も昼が長い夏至、

最も昼が短い冬至。

太陽は、一年を通してこの2つの両極を行ったり来たりするわけですが、

その中間点こそが、春分であり、秋分なのです。

分かりましたか?

 

その年のお彼岸は、春分の日と秋分の日で決まる

 

さてみなさん。ご存じでしたか?

春分の日と、秋分の日は、その年によって違うんです。

この表をご覧ください。

 

歴年春分の日秋分の日
2017年(平成29年)3月20日9月23日
2018年(平成30年)3月21日9月23日
2019年(平成31年)3月21日9月23日
2020年(平成32年)3月20日9月22日
2021年(平成33年)3月20日9月23日
2022年(平成34年)3月21日9月23日

(※国立天文台のサイトから抜粋しました)

 

その年によって、

春分の日は、3月20日か21日

秋分の日は、9月22日か23日

…なんですね。

どうしてこういうことが起こってしまうか、

国立天文台のサイトの中に、こう書いてありました。

 

地球が太陽のまわりを回る(公転)のにかかる日数は365日ちょうどではなく、平均すると約365.24219日です。これは時間に直すと365日と6時間足らずの端数があることを意味します。言い換えれば、地球は太陽のまわりを365日と約6時間かけてちょうど1回転し、元の位置に戻ってくるということです。

 

365日と約6時間!

そうすると(これ、超重要)・・・、

 

1年ごとに6時間ずれていくわけですね。

 

さって、

ここから少し、天文学的な話から、

どうして春分や秋分の日が毎年変わるのかをご説明…。

太陽が南側から北側に横切る瞬間が「春分」

太陽が北側から南側に横切る瞬間が「秋分」

ですから、本来、春分や秋分は「瞬間=点」なのです。

ところが、これを「春分の日」「秋分の日」と言ってしまうと、

太陽が春分点(あるいは秋分点)を通過する瞬間を含む日の24時間全体を指しちゃうのです。

分かります? 分かります?

たとえば、今年の春分点が、3月20日の午後9時00分だとしましょう。

この場合、春分の日は3月20日。

さて、春分点は1年で約6時間ずれてしまうから、

来年の春分手は、3月21日の午後3時00分頃。

この場合、春分の日は3月21日。

こうして、春分や秋分の日は、年によって変わってしまうのです?

分かりましたか?

 

ち・な・み・に、

いつまでもいつまでも1年に6時間ごとずれていくのかというとそうではありません。

なぜなら、4年に1度

 

閏年(うるう年)があるからです!

 

いやはや、人間って本当によく考えたかしこい生き物ですねー。

 

 

お彼岸は、彼岸の入り~彼岸の中日~彼岸の明けの7日間

 

こうして、春分の日や、秋分の日が決まると、あとは簡単です。

 

春分の日や秋分の日を彼岸の中日として、彼岸の期間が決まります。

 

お彼岸は、彼岸の中日を中心とした、前後3日間、合計7日間を指します。

そして、彼岸が始まる日を「彼岸の入り」、彼岸が終わる日を「彼岸の明け」と呼びます。

今年(平成30年)だと、

春分の日が3月21日で、秋分の日が9月23日なので、次のようになります。

春のお彼岸秋のお彼岸
彼岸の入り3月18日9月20日
3月19日9月21日
3月20日9月22日
彼岸の中日3月21日9月23日
3月22日9月24日
3月23日9月25日
彼岸の明け3月24日9月26日

 

お彼岸の中で、お墓参りはいつするべきなのか?

 

お彼岸は7日間ありますが、その中で、

 

お墓参りはいつ行けばいいのでしょうか?

 

一番いいのは、彼岸の中日でしょう。

この日は祝日ですし、

なによりも、秋分の日はお墓参りの日です。

 

(出典元:日本石材産業協会

 

彼岸の中日に行けない人は、期間中の土日に行けばいいでしょう(彼岸は7日間あるから、必ずどこかが土日になります)。

でも、ですね。

とむらいマンはこう思います。

 

いつ行っても、いいんすよ!

 

なぜならば…

 

いつ来てくれても、ご先祖様は嬉しいから!

 

ということで、

みなさん、お彼岸にはきれいにお仏壇を整えて、

お墓参りして、

なんならお寺でやっている彼岸法要にも行ってみましょう。

 

とむらいマン

 

※春分や秋分が年によって違うのは、国立天文台のサイト内の質問コーナー

春分の日はなぜ年によって違うの?

を参考にさせていただきました。とっても分かりやすい!

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました