檀蜜 「ひとりエロスとタナトス」を体現するオンリーワンの終活タレント

「生」と「死」と「性」

壇蜜は最後まで壇蜜でありたいですね

 

「セクシーな死に方」ってなんだよww

こんにちは。とむらいマンです。

朝ご飯を食べている時だったのですが、

息子に、

「お父さんの将来の夢は?」

と聞かれた時に、

36になる僕は、

色々な夢がある中で、そのうちの1つを答えました。

 

「檀蜜と、対談することかな」

 

壇蜜。あの壇蜜ですよ。

 

(出典:https://www.fujisan.co.jp/product/1281695305/new/)

 

 

僕は、壇蜜さんって、すごいって思ってます(こっから「さん」づけ。敬意を表して)。

何もあの色気を生で感じたいわけではないです(感じたいですが)。

あのうっとりした眼で見つめられたいわけではないです(見つめられたいですが)。

テレビ、ネット、雑誌など見てて、

 

同じ30代でここまで死生観を語れる人、いないんです。

 

いや、いるとは思いますよ。

お坊さんとか、30代でものすごく活躍されている方、おられます。

でも、彼らは宗教者なんですよ。

少し立ち位置が違う。

つまり、確固たる立ち位置、フィールドがある。

それに対して壇蜜さんは、

人々と、宗教者。

あるいは、人々と、「葬儀」というなんだかよくわけの分からないもの。

この両者の間に立てるポジションにいるんです。

つまり、メディアなんです。

僕、ほかにこのメディアの役割を果たしている同年代の人って知らなくて、

自分がもしも対談的なことをさせてもらえるのであれば、

「ぜひとも壇蜜さんを〜」

と思ってしまう。

 

終活タレント。

こんな言葉があるのかどうか知らないですが、

その道の先駆者として、もう走り出している檀蜜さん。

産経新聞が出している終活雑誌ソナエ。

その創刊号の巻頭も壇蜜さんでした。

 

(出典:https://www.fujisan.co.jp/product/1281695305/b/1050685/

 

また、NHK『クローズアップ現代+』が臨床宗教師を特集した時のコメンテーターも壇蜜さんでした。

臨床宗教師は、21世紀型の宗教者のあるべき姿かなと思うので、

壇蜜さんの登場回の『クロ現+』はある意味エポックメイキングな瞬間ではないかと。

まあ、ここまで壇蜜さんが重宝されるのは、

 

他に死を語れる若い人がいないから

 

…なんですよ。きっと。

これから、人々は、

戦後70年間見失って来た死生観を必ず求めるはずです。

その時の先駆的存在になりうる人ではないかなと、思ってます。

まあ、本人がどこまでその想いがあっていまの終活タレントをやっているかにもよりますが、

しかし少なくとも、

芸名を「壇蜜」にしている時点で、その覚悟が見える。

壇は仏壇、祭壇の壇。蜜は「お供え物」の意。

この芸名の中に宗教性の本質が込められているようで、こちとら身震いがします。

『ソナエ』の創刊号の中でも、こんなことを淡々と言ってる。

この世界に入ったからはプライベートを切り売りして、それを話題に変えて、壇蜜ってものを生かしている。

話題や知名度みたいなものが、檀蜜の糧であるとすれば、亡くなる時も壇蜜の糧になるような死に方をしたいですね、

「生」と「死」と「性」。壇蜜は最後まで壇蜜でありたいですね

 

あとね、

壇蜜さんって、

基本、エロいっしょ。

そのエロい檀蜜さんが、死を語るわけですよ。

これ、もう、

 

「ひとりエロスとタナトス」じゃん!

 

と思わずうなってしまいましたよ。

ほんと、希有な方だと存じます。

いつか、対談したいな。

きっと。必ず。絶対に。

 

とむらいマン

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