バーとお寺は似ているぞ そこに居続けながら世界を引き込む男の凄み

大事なのは、

場所ではなくて、人なんよ

 

こんにちは。とむらいマンです。

昨日は悶々とするお寺の若奥様に捧げるブログを書きましたが(なんだかとってもイヤらしいゾ)、

まあ別に、エロネタでもなんでもなく、

ずっと同じお寺に居続けるのってどうなの? 世界中を旅するひじりになりたいわ」と煩悶する若奥様に寄り添うブログだったわけです。

とむらいマンは、

「移住する聖(ひじり)もいいけれど、定住するお寺もいいんじゃない」

と思いますし。

むしろ、「そこにい続けて何百年」という離れ業をやってのけれるお寺だからこそできることって、きっといっぱいあるんです。

 

バーとお寺は似ているぞ

バーとお寺ってのは、結構似ています。

坊主バーってのもあるくらいですからね。

んでね、

お寺と関係のない話なんですが、

とむらいマンが若い時からお世話になっているバーがありまして、

 

山口県周南市のシネマパラノイア!

(リンク貼ろうとしたらHPなくなってる。ずさんな管理)

 

バーというのはある種のお寺みたいなもんだと思うんです。

心にすきまを持った人たちがそれを埋めにやってくるという点では、

お寺の住職も、バーのマスターも、同じですよね。

 

模範的バー「魔の巣」

 

山口県っちゃあど田舎ですよ。

そんな徳山で、面白いことしたいと、

シネパラマスターのなかじーはずっと昔から言っていた。

僕が通いだした17年前から言っていた。

ほんでですよ。

今年の11月6日に、

松田優作の命日に、

そしてこのとむらいマンの誕生日に、

晴れて20周年を迎えるシネマパラノイア。

そのお祝いイベントが10月と11月に行われるんですが、

はっきり言ってキャスティングがすごい。

ドン!

 

 

10月4日は踊ろうマチルダ。

 

さらにドドン!

 

 

 

11月3日はコモエスタ八重樫・小西康陽・伊藤陽一郎・グルーヴあんちゃん。

 

これ東京じゃないからね。山口県の周南やけんね。

しかも、カウンターとテーブルでたかだか20人で満席になるバーに、このキャストを呼んで、何人入れるつもりなのかわからんほどにクレイジーです、はい。

 

そこに居続けながら世界を引き込む男の凄み

なにがすごいって、

ビッグネームだからすごいんじゃないんですよ。

なかじー(このバーのマスターね)は、

山口県というど田舎にいながら、

このど田舎を離れずに、自分の夢を叶えてしまっているところに、彼の凄みがある。

ずっとそこに居続けながら、

「おもしれーこと、ねーなー」と腐ることなく、

面白いことをどんどん引き起こしている。

んで、世界を自分の店に引き込んでいる。

ちなみに、シネパラに足を踏み入れた著名人は

僕が知っているだけでも枚挙にいとまがありません。

僕も帰省するたびに訪れます(おめーは著名人じゃねーぞ)

それはお寺と一緒なんですよ。

周南に帰ったらシネパラがある。

そういう安心感がありがたいん。

んで、酒飲んで、

しょうもない話で盛り上がって、

感極まって、涙腺ゆるめて、ゲロ吐いて。

つまりなかじーも、

定住野郎の、1つの到達点なのです。

 

 

大事なのは場所でない、人なんです

たしかに、とある冒険家が言われたように、

外に出なきゃだめだし、移動しなきゃだめだし、でなければ新しい考えは生まれてこないのかもしれない。

でも、その場に居続けることで達成できることがある、

それを実現させた人が現にいるわけで。

それが、僕を安心させてくれる。

ひじりとか、ノマドとか、

東京とか、海外とか、

大事なのは、場所でない、人なんです。

そして、なかじーが愛する映画監督・鈴木清順の座右の銘を借りるならば、

定住しようが、移住しようが…

「一期は夢よ ただ狂え」

 

とむらいマン

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