こんにちは。とむらいマンです。
昨日は、大阪市下寺町の應典院で行われた『おてら終活祭』に行ってきました。
お寺で終活をする意義は大きいんですよ。
というのも、葬儀会館が利用されるようになって、葬儀のあらゆることは寺院ではなく、葬儀社が執り行うようになりました。
でもね、
僕は、葬儀はお寺が中心になって行うのが絶対にいいと思っています。
というか、そうでなければならない。
葬儀社が葬儀のイニシアチブを取っている状況は変えなければならない。
これは、お寺にとっても、家族にとっても、地域にとってもなんです。
なぜなら、
死後観は、お寺にしか語れないからです。
應典院さん。
Twitterで流れてくるタイムラインではじめて知った終活祭。
これは行かねば!と
早速行ってきました!
オシャレな看板。デザイン力を感じます。
愚者に還れ! はい。還ります。
ガラス張りとコンクリート。モダンな「劇場寺院」。
大阪の演劇界では知らぬもののいない應典院さん。
なんと、住職の秋田光彦さんは、あの映画の脚本と制作を手掛けていたというから驚き。
そう!
狂い咲きサンダーロード!!
これを初めて知った時にはまじかああああああああああああ!
と思わず叫んでしまった。
元映画関係者とかなら分かるものの、
まっさか代表作が日本カルト映画の金字塔だなんて!
思わず市内のレンタルビデオ屋に電話しまくって、
7件目にしてようやく見つけてその日の晩に拝聴しましたわ。
「おもしれえじゃねえよ!」
「やってやろうじゃねえよ!」
さて、
本堂は演劇の舞台になるように設計されている、かっこいい!
ライトアップされた花祭壇の中に浮かび上がるご本尊がなんともおごそかです。
葬儀の流れやお金について解説するために、役者を使ったドラマ仕立て。
これはなかなか分かりやすくてよかったし、
こんな終活は應典院さんくらいにしかできないだろう。
お布施はなぜ「お気持ち」なのか。について語る住職!
すごい! 今朝の僕のブログと全くおんなじ内容を午後に聞くなんて!
ただ、まあ、「お気持ち」という目に見えない部分の説明のくだりで、
聴衆にはどうもスッキリしてない空気を感じたのは僕だけ?
お布施の本質を伝えるのはとても難しいんですよね、きっと。
住職の苦慮の顔が印象的でした。
このあたり、また日を改めてブログで書き直したい。
ご存じ、小谷みどりさん。
終活界では知らない人はいないでしょう。
小谷さんの集客力はすごい!
1部の模擬葬儀は7-8割の入りだったけれど、
2部の小谷さんと住職のトークセッションはほぼ満席。
しかも、関係者多し(笑)
はじめて生の小谷さんを拝見したのだけれど、
とにかく話が面白い。
毒も吐く。お寺批判もする。その上宗教心がないと言い切る。
ただそこに茶目っ気があるから、許されるし笑いが出る。
しかもありとあらゆる数値データをテンポよくくり出してくるから、その説得力がすごい。
やっぱり定量分析は超大事ね。みんな食い入るように見てたな。
しゃべり、めっちゃ上手かったし、めっちゃタメになった。
このあたりもまた日を改めて。
まいてらの井出さん。
東京人が大阪という完全ドアウェイの中、お見事な進行だったと思います。
秋田住職と小谷さんの丁々発止のやりとり(言い過ぎ?)は見ものでしたなー。
こうして、1時から5時まで約4時間。
かんなり有意義な話を聞かせてもらいました。
この中で語られたことは、
またとむらいマンの考察も含めて記事にします。
有意義有意義。おなかいっぱい。
んで、最後は、ドン!
なぜか僕が打ち上げに誘われるという始末(笑)
なんで!?
慣れない席なんで、そーっと、そーっと、飲んでおりました。
今日(9月26日)は各宗派の僧侶が集まったぶっちゃけトークセッション。
見に行きたいけど無理だぜー
行ける人はぜひ!
とむらいマン
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