「ついで」のお墓参りは、いいの? 悪いの?

ついでだろうと、なんだろうと

孫が来てくれりゃ、大喜びですわ

 

こんにちは。とむらいマンです。

お付き合いさせていただいているWEBメディアがありまして、

そこの編集の方からこういう質問が来ました。

 

「ついで」のお墓参りってよくないって、色んなとこで言われてるけど、そうなんすか?

 

なるほどなるほど。

「ついで」ねえ。

「ついで」ってやっかいですよね。

大好きな女の子にですよ、

「本命チョコ作ったついでに、これあんたにあげる」

なんて言われた日にもね。へこみますわね。凹凹。

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、本当にショボーーンで、本当に凹凹なんですか?

よーく考えてみると実は、

全く用事がないあんたのこと、思い出したわ!

ってことは、実はかなりポイントが高めなんじゃないですか?

 

 

 

 

 

 

 

本命の男よりも、こういう義理チョコあげちゃう奴と結局付き合っちゃうという、いかにもなアレです。どれ?

ちなみに、十村井の考えを先に言うと

 

「ついで」のお墓参りは、全然アリです!

 

そのあたりの理由を、詳しく述べていきます。

 

「ついで」がよくないと考えるのはそれだけ、お墓を神聖視している証

 

「ついで」のお墓参りをダメだと言う人は、それだけお墓を大切に考えている証だと言えます。

だから、そのお墓を大切にしている感は、とっても尊重したいです。

うんうん。

「お墓は大事なものだから、きちんと目的意識を持って行かねばならぬ!」

いいと思います。ホントに。

「ご先祖様に会いたいから、会いに来たの!」

最高ですやん。

まして、お墓は死者が眠る場所。

いろんな想いを持ってお参りに行く人がいる。

中には、悲しみなどのマイナスの感情を未だ乗り越えられずにお墓に行く人もいる。

だから、「ついで」はダメ!という人の想いには寄り添いたいと、

十村井は思います。

 

「ついで」でもご先祖様はすごく喜ぶ

 

ただですね、わたしは、お墓参りはもっと軽くてもいいと思うんですよ。

ライトな感じで。

 

お墓を神聖視しすぎると、

お墓参りが、重く、堅苦しく、儀式ばったものになりませんか?

「あっ、ついでに墓参り行こっ」

こういう思いつきというか、発想が出るということは、

それだけお墓が身近に感じられている証だと思うんです。

私はよく、

お墓はじいちゃんばあちゃんちの延長と思え!

と言ってます。

「ばあちゃん。近くに来たけん、ついでに寄ったっちゃ」

…なんて言いながら孫が会いに来てくれたら、

それだけで財布のひもがゆるみますやん!

ついでに来たからって怒るじいちゃんばあちゃんって、いないでしょ。

ご先祖様もきっと同じです。

子孫が会いに来てくれた。それだけで嬉しいのですよ。

おこづかいはもらえないけど、

目に見えない、何かいいご褒美を、くれる気がするんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご先祖様というのは、最も身近で敷居の低い神仏です。

ついででもなんでもいいんです。

まずは行くこと。お墓参りすること。

石をピカピカにきれいにして、ご先祖様を喜ばせようじゃありませんか。

さあ、冬も終わり、いよいよ彼岸です。

春の到来なのです!

この時ばかりは、「ついで」でなくて、きちっとお墓参り、行きましょう!

 

とむらいマン

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました