2024年、龍が来る|ぼくの声はユニゾン#3

ぼくの声はユニゾン。2024年ひとつめの投稿です。

今年は甲辰(きのえたつ)

今年は辰年です。

龍は日本では神獣として崇められてて、ぼくのまわりでも龍神さまを信仰している人はたくさんいます。

龍は日本のあちこちで見ることができます。

龍のついた地名
(竜飛岬、天龍川、龍神温泉、龍野町)
龍のついた名前
(坂本竜馬、芥川龍之介、坂本龍一)
龍のついた表現
(竜眼、登竜門、竜宮城)
龍がモチーフのフィクション
(ドラゴンボール、ドラゴンクエスト)

しかも令和6年(2024年)は甲辰(きのえたつ)の年。

干支えととは、正式には十干じっかん十二支じゅうにしを組み合わせた六十進法のこと。

十干とは…
甲 コウ(きのえ)
乙 オツ(きのと)
丙 ヘイ(ひのえ)
丁 テイ(ひのと)
戊 ボ(つちのえ)
己 キ(つちのと)
庚 コウ(かのえ)
辛 シン(みずのえ)
壬 ジン(みずのえ)
癸 キ(みずのと)

十二支とは…
子 シ(ね)
丑 チュウ(うし)
寅 イン(とら)
卯 ボウ(う)
辰 シン(たつ)
巳 シ(み)
午 ゴ(うま)
未 ビ(ひつじ)
申 シン(さる)
酉 ユウ(とり)
戌 ジュツ(いぬ)
亥 ガイ(い)

2024年は、10年に一度の甲(きのえ)と、12年に一度の辰(たつ)。この組み合わせは60年ぶりとのこと。

しかもこの甲辰。運勢的にむちゃくちゃいいんだとか。新しいことに挑戦するのがよく、チャンスをつかむと飛躍する、行動すると運が運ばれてくる、などと言われています。

もちろん、こういうのを信じる、信じないは人それぞれです。

でも、龍はそもそも想像上の生物。そのフィクションには、人々のさまざまな想いが寄せ集められ、それが長い年月の中で形作られ、そしていまでも信仰を集めて、社会の基盤となっています(中国や日本などの東アジアでは、龍は王や権力の象徴です)。

「思考は現実化する」とか「想いは形になる」などと言いますが、それをぼくたちに見せてくれているうちのひとつが、龍なのかもしれません。

別に辰年でなくても、新しいことへの挑戦、チャンスを掴むこと、行動することって、大事ですよね。

でもそれをことさらに喚起させてくれるのが、龍の、辰年の、役割なんだろうなと感じてます。

龍の背中に乗ってみる

神仏とか神獣とか、きっといるんだろうけれど、その存在をことさら強烈に感じることってあんまりありませんでした。

形而上的な存在や世界観も含めて、「大事なのは自分がどうあるべきか」「自分がどう世界を認識するか」と考える質です。これってどっちかというと禅的な考え方ですよね。

でも、昨年から続く「龍」とのご縁に、ちょっとビビってます。

というのも、インド仏教最高指導者である佐々井秀嶺師から「あなたが本を書きなさい」と直々に言われてからというものの、龍とのご縁が続いている。

まずなによりも、佐々井秀嶺さんのインド名が「龍樹」。あの大乗仏教の祖と同じ名前です。

そしてそのお弟子の小野龍光さんと、そこから広がるご縁。佐々井さんのお弟子さんには必ず「龍」の字が入ります。

龍神信仰の篤いお寺から龍神さまの仏具の注文を頂いたり、

龍の仏像仏画を手がける菊池侊藍さんにお会いできたり、
(侊藍さんのインタビュー記事は近日公開予定!)

H1法話グランプリでチャンピオンになった小谷剛樟さんのお寺・福王寺も、龍のご加護をめちゃくちゃ受けている。
(小谷さんのインタビュー記事も近日公開予定!)

そして、昨年であったいわゆる“見える”人からも、「玉川さんの近くに龍が見える」と言われまして。

そりゃ、日本中のあちこちに龍があるのだから、たとえば姫路の隣の龍野という街をウロウロしてみたり、久しぶりにドラゴンボールを全巻一気読みしてみてもいいのだろうけれど、でも大事なのは、こういう現象に、心が「ピンっ!」と響いているかってことなんだと思います。

弘法大師空海のことばに「まなこ明らかなるときは、みちに触れてみな宝なり」ということばがあります。
本当にそんな感じで、これを僕なりに言い換えると

「眼明らかなるときは、途に触れてみな龍なり」

ということで、早速Amazonで龍に関する考察本を3冊購入し、龍にゆかりのある方々に取材を申し込み、龍とご縁をつなぎ、龍の世界を深掘りする一年にしていきたいと思います。

龍は、水の神様。水が高いところから低いところへ流れていくように、龍もその長い身体をうねらせながら、行くべき場所へと流れていく。

ぼくのところにやってきた龍の背中に乗ってみて、その流れに身を任せる、そんな一年にしたいと思います。

そして、そこから見える景色、紡がれるご縁をことばにしてあなたに届けることが、あなたの幸せの一助となるよう努めます。

今年という年が、あなたにとってよき一年となりますように。



ぼくの声はユニゾン

ぼくの中には、亡き父、母、兄、祖父母、たくさんの死者やご先祖さまがいます。
ぼくの放つ声は、亡き人たちの声が重なり合うユニゾンです。
キーボードを叩くぼくの指先にも、死者や先祖の存在を感じます。
そんなぼくが、佐々井秀嶺師からいただいたこのことばを寄る辺にして、
日々感じたこと、考えたことを綴ります。

あなたが本を書きなさい。
ここにいる人たちの力を借りて
ここにいる人たちのために
本を書きなさい。

あなたの力を借りて、あなたのために、ことばを綴ります。

今日という日が、あなたにとってよい日となりますように。
そして、ここに綴ったことばの一つひとつが、
あなたの幸せのお役に立てますように。


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