盆さま 盆さま お迎え申す
盆さま 盆さま お送り申す
こんにちは。とむらいマンです。
今日は8月16日。お盆も終わりました。
ご先祖様もまたあの世へ帰っていかれましたね。
お盆にやって来るご先祖様は、
馬に乗ってやってきて
牛に乗って帰っていく
…と考えられ、
牛に見立てたキュウリと、馬に見立てたナスをお供えします。
これはもう、日本中で見られる風習ですね。
なんでキュウリとナスビなのかというと、
単純に夏野菜だったと思うんですよね。
夏にたくさん採れる野菜をお供え物にしてしまおうと。
んで、形状が馬と牛に似ていた。
お供え物ってのは、時代や暮らしに即して変わっていって何ら問題ないし、
むしろそういうものだと思うので。
ところで
NHKでこんなニュースやってた。↓↓
んで、いろいろツイッターを見てみると
こんなんとか
お盆という事で、精霊馬を気合い入れて作ってみた。 pic.twitter.com/sEUTCD2fhA
— やまらまだん (@Ramadan9385) 2018年8月12日
こんなんとか
お盆の精霊馬、きゅうりとオクラでじいちゃんが好きだった二式大艇作った。
日の丸はトマト。
じいちゃん、享年94才、若い頃この飛行艇の整備に関わってたらしい。
初盆だからな、馬より早く帰って来てほしい。 pic.twitter.com/NlBUef7pxk— d-mayumi (@dragon_mayumi) 2018年8月12日
こんなんとか
茄子で作るお盆の精霊馬ですが、亡くなった祖母と仲が良かった実家のゴールデン型に作って組み立ててみました。精霊馬じゃなくて精霊犬。 pic.twitter.com/yn3gR2Q0T9
— 勇夢将士@勇夢製作所 (@TC_masashi) 2018年8月12日
こんなんも。
精霊馬(復路)ようやく作った。 行きは火の鳥、帰りは龍で。 龍の背中と火の鳥の尾は、アスパラガスの葉っぱで。 キュウリとナスとアスパラの融合。 pic.twitter.com/luvirHfdZW
— のん (@nonnononnonnon) 2018年8月13日
これって、作るのにすごい手間がかかるわけですよ。
僕は、その「手間」こそが、もう供養なのだと思うんですよ。
亡くなった人が「喜んでくれるかなー」「笑ってくれるかなー」と、考えながらあれこれキュウリやナスビを切ったり剥いたりしていく。
別に亡くなった人のことを考えなくても、なんか手先が器用な人がこちょこちょ面白い精霊馬を作る。
それだけでも充分ですやん。
子や孫たちがお盆を楽しんでいる。笑っている。
それを考えただけで、もう、涙がでてきます(笑)
ああ。今年もお盆が終わっちまった。
お盆が終わっちまっても、ご先祖様は、僕の中。
とむらいマン
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